あらすじ
わたしメル・デイヴィス。わたしのパパは〝伝説の海賊〟って呼ばれてるとってもすごい海賊。
わたしの夢は、パパの船にのって、パパ自慢の海賊になること。わたし、パパの一番になりたいの。
ある日わたしは、〝偉大な海賊〟と名のる一匹のネズミ、ザックと出会う。
ザックは、パパの船にのったこともある海賊で、パパの友達でライバルだ。そしてなんと不老不死でもあるんだって――!
ザックはこの世の海を手に入れるため、とある三つの宝を求めていた。
わたしは夢を叶えるため、ザックの仲間となって海に出る。
目指すは〈海賊の眠る島〉!
そこは、死んだ海賊の魂が、生きていたころ一番大切にしていた宝物と一緒に流れつく場所。
その島をさすコンパスは、海賊ドン・マーレイが持っている。
わたしとザックはドン・マーレイの海賊船にしのびこむ。まではよかったけど……あっけなくつかまっちゃった!
けれどザックと力をあわせて海賊船から脱出!
ぶじにコンパスも手に入れる。
ザックと絆を深めたわたしは、海賊の大変さ、自分の弱さを痛感する。
いつだってザックに守られてる。こんなんでパパの船にのせてもらえるかな?
そんな中、宿にやって来たわたしたち。
そこにはザックにうらみを持つ女船長マムがいて――!?
ここはわたしがなんとかしなくっちゃ!
交渉のすえその場をおさめることに成功したわたしは、ザックを支えてあげたいって思いが芽生える。
だってネズミにできないことがわたしにはできるはずだから、ね。
そんなつかの間、コンパスをとりもどしにドン・マーレイがおってきた!
最終決戦地は〈海賊の眠る島〉。
でもその島で、わたしは衝撃の事実を知る。わたしのパパがもうこの世にいないってことを……。
わたし、なんのために海賊をやってきたんだろう。
落ちこむわたしだったけど、
――そうだ。わたし、ザックを支えてあげたいって思ってた!
わたし、まだ海賊をやめるわけにはいかない!
ザックのピンチをすくい、ドン・マーレイとの戦いに勝利をおさめる。