あらすじ
会社と家を往復するだけの毎日。唯一の楽しみは、朝のコンビニで手にする「おにぎり」だった。
ある日、特売棚に並んだ新作「ツナマヨ明太醤油」を手に入れ、意気揚々と出勤する主人公・早瀬真。だがその矢先、マンホールへと転落。気づけば、巨大なおにぎりとともに、謎の異世界に降り立っていた。
迷い込んだ異世界で現れる白ネズミと黒鬼たち。白ネズミたちは彼を「伝説の勇者ツナマヨ」と呼び、黒鬼と戦うよう迫ってくる。
もともと臆病で、変化を避けてきた真。だが戦いの中、忘れかけていた想いがよみがえる。冷えきった夫婦関係、すれ違いの理由、あの日のおにぎりの味、そして、もう一度会いたい人のことを──。
「どちらを選ぶか」ではなく、「選んだあと、どうするか」──勇者ツナマヨの大冒険が、いま始まる。