あらすじ
2009年、広島県大竹市。
高校1年の冬、杏の父がリーマンショックの余波で東京本社への転勤を命じられる。再婚、そして新しい命の誕生──家庭が大きく変わろうとするなか、杏は「地元に残る」決断をする。
杏の心は幼なじみの隼は
無口で、頼りがいがあって、そばにいるだけで落ち着ける特別な存在。
けれど隼の視線の先には、自分ではない「彼」がいた──。
友情と恋心が交錯し、揺れ動く五人の青春。
約束された明日なんてないと知りながら、それでも願わずにはいられない。
平成の海辺の町で描かれる、切なくも温かい青春ラブストーリー。