あらすじ

波の中心で、君を呼ぶ

潮騒に
君の名を重ねるたび
波は砕けて 光の粒となる

遠い夏、
白い指先が残したカメラの震え
その小さな記憶が
いまも胸を照らす

届かなかった声は
海の底に沈んだまま
けれど
沈黙もまた、愛のかたち

夜光虫の海を歩くように
消えては また灯る光
そのひとつひとつに
君の笑顔を重ねる

──波の中心で
僕は君を呼ぶ
それは誰にも届かない叫び
けれど
僕を生かすための声

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/30
  • 現在の作品波の中心で、君を呼ぶ