あらすじ
王国は国境近くの蛮族と常に領土を争い小さな戦争を起こしている。
王国の精鋭である第一騎士団を指揮する団長は、
絶世の美男子と誉れたかい冷酷な騎士アレクサンドル・モーリャ。
彼の冷徹な眼光は蛮族を見据える「虫けらにも劣る…塵芥を殲滅せよ」と命令する。
第二騎士団を指揮するのはアレクサンドルのライバルであり、南方の田舎騎士団をたった数年で恐ろしいまでの強さに作り変えた知恵ものイーゴリ・メドベージェフ。
彼は第二騎士団の心を巧みに操り鼓舞し、己の意のままに操る知将である。
「我らに勝つ気でいるとは…じつにけしからん!」
敵を侮辱し第二騎士団を笑わせた。
激突する蛮族の兵と、王国の騎士団達。
そのなかでたった一騎の黒き騎士が、敵の総大将の首を切り落とすために駆け抜けていく。
彼は、黒づく目の騎士。
「極北の獅子」と呼ばれる
レオニード・ヴォストークであった。