あらすじ

狭き門

あなたを愛すれば 
心は炎に焼かれる。
けれど その炎を抱きしめてはならぬと
声が内に響く。

光は細く、
門は狭く、
選ばれし者だけが通るという。
その道の先に 救いがあると信じて。

わたしの手は あなたに触れたい。
わたしの唇は 名前を呼びたい。
けれど その欲望は
永遠の静けさに背く罪。

だから祈る。
あなたを遠ざけてなお、
あなたを愛する心が
天へ昇ることを。

愛よ、
なぜこれほどに残酷で、
なぜこれほどに清らかなのか。

わたしは門の前に立つ。
涙を捧げながら。

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/30
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