あらすじ
二〇〇〇年二月詐欺事件の調書作成に忙殺されている、北海道警察札東署捜査二課刑事真田亮一の元に同僚の宮田清志からの告発電話が掛かって来る。
しかし、まもなくして宮田は石狩湾で水没した車両から死体で発見されるが、事故として処理される。
告発を聞いた真田も偶然暴力団の抗争事件に偶然巻き込まれ非業の死を遂げる。
それから、十五年後……
二〇一五年六月十日北海道札幌市北区の創成川下流で連続バラバラ切断死体遺棄事件が発生する。
通報を受け駆けつけた北海道警察本部捜査一課捜査員の水澤将岳と真田睦月は切断遺体と共に切断部位と場所を表す英単語とそれぞれに振られた数字が印字されたメモを発見する。
その直後、札幌市西区の病院で第二の切断遺体発見。同じくメモが見つかる。
さらに事件は第三第四と続き、重要参考人の男が浮かび上がるが、警察の動きの隙を縫って第五の事件が発生しさらに第六、第七の事件へと進んでいく。
そしてこの一連の切断死体遺棄事件は、二〇〇〇年の宮田清志と真田亮一の死、一九八〇年のとある事件へと遡っていく序章であった。