あらすじ
俺は気が付くと、鬱ゲー『ダーク・ファンタズム』の世界の中ボス、ディオ・ベルンハルトという魔法の才能に秀でた極悪貴族に転生していた。
闇落ちした敵キャラが大悪魔と契約し、その力で世界を破滅へと導くこのゲームは、ストーリー進行と共に仲間キャラが死ぬことで鬱ゲーと呼ばれていた。
俺が転生したディオは、主人公の邪魔をするお邪魔キャラだった。
幸運にも原作が始まる数週間前の時間軸であることに気付いた俺は、世界を救うヒーローを気取り、闇落ち前の敵キャラたちを救うことにする。
しかも、ディオのまま眠ると、次に目を覚ますと現実世界に戻っている。
なんて楽しい夢なんだ!と思った俺は、そのまま全員を救うことに。
敵キャラ全員を救い、満足した俺は『ダーク・ファンタズム』の考察でも見ようとインターネットで検索すると…そこには「バッドエンド確定」「ヤンデレ」「エロゲ」の文字が。
これは夢のはずだ。でも、現実に影響を与えている…もし、ディオのまま死んだら、俺はどうなるんだ?
こうして、バッドエンドを避けるため、現実世界では攻略情報を調べ、異世界ではバッドエンド回避のために立ち回る。そんな日々が始まったのだった……