あらすじ
どこかで聞いたことがある、五条の大橋と女装する青年の組み合わせ。
ところが平安末期の牛若丸とは異なり、平安前期のこの青年・小野篁は大変な長身だったから、話はおかしな方向に転がり始める。
主人公は、文武両道とは彼のこと。後の野狂・小野篁。
その友は、巻き込まれ体質の口の回る青年、後の太政大臣・藤原良房。
そして、良房を追跡する男装の皇女・源潔姫。
晩年の空海まで出てきて、淳和天皇即位直後の平安の京を騒がす鬼の正体とは何か。
たぬキツねこさんの「ぶ伝」にインスパイアされて、東寺の夜叉神像に絡めて書きました。
もちろん、フィクションです。