あらすじ
感情は異形への種。
抑えきれなかった想いは、やがて怪物へと変わる。
国家はそれを“浄化”と称して、排除する。
特殊対処部隊【第1部隊】。
感情感染によって変異した“異形”を処理する、国家直属の処刑部隊。
彼らにとって“浄化”とは、命を断つことに他ならない。
冷たい命令、無感情な戦闘。
だが、異形が残した残滓の中には、
ときに “生きようとした意志”、あるいは “記憶の断片”が潜んでいた。
「僕たちはどうして感情を、消しているんだろう。」
感情のない日常で、静かに壊れていく“心”。
“死”を“浄化”と呼ぶこの世界で、
本当に消え去るべきものは、何なのか——。