あらすじ
戦乱に疲れ果てた小さな村で、少女はただ祈るしかなかった。
心に傷を抱え、前に進む勇気を持てない彼女は、燃え盛る戦火の中で立ち尽くす。
だがある日、村を襲った兵士たちとの混乱の中で、少女は一人の青年と出会う。
冷静で理性的な彼は、彼女にとって初めて「共に立ち向かう存在」となった。
その出会いは、少女の心に小さな希望の灯をともす。
やがて少女は仲間を得て、戦乱に抗う旅へと歩み出す。
しかし彼女の前に立ちはだかるのは、名家に生まれ、理想を掲げるライバル――。
人々を導くと語る彼の力と理想は、少女の「祈り」と真っ向から衝突する。
囚われ、仲間を失いかけたとき、少女はようやく自分を縛っていた恐れから解き放たれる。
未熟ながらも剣を握りしめ、己の声で人々を奮い立たせた。
戦いはまだ始まったばかり。
嵐のように加速する運命の中で、少女の物語は新たな一歩を踏み出す――。