あらすじ
いじめられていた少女サンサルを救った結果、全てを失い放逐された元魔術学校生の少年バドル。
『正しい行い』が『敗北』に繋がった彼は、嘘や殺傷、無関係な者を巻き込まないという信条のもと、「せこすぎる戦略」で戦うことを決意する。
彼の唯一の仲間は、規格外の闇の魔力を持つがゆえに自己を否定し、心を閉ざしたサンサル。生きるため二人が足を踏み入れた冒険者ギルドは、結果よりも『美しく可憐な過程』の物語を演説して評価される、歪んだ価値観が支配する場所だった。
魔力を持たないが不屈の知恵と反骨精神に燃えるバドルは、世界の常識を相手に、抜け道だらけの戦いを始める。