あらすじ
絳竜(こうりゅう)、それはこの世界の歴史上もっとも力を付けた竜の一体である。
これは、その竜がヌシと呼ばれるに至るまでの出来事を短編集としてまとめたものだ。
冒険者たちの間で度々行われる、「最強の魔物」議論。
その議論に常連の魔物で「絳竜」と呼ばれる竜が名を上げる。
今は亡き絳竜だが死して尚、世界に名を轟かせている様は多くの冒険者を魅了した。
世界最大の大陸のど真ん中、4つの国に隣接するようにどっしりと身を構えている"魔の森"にて存在した1匹のヌシ竜。
だがそのヌシ竜が何を考え、具体的にどのようにしてそこまで己の強さを磨いたのか確証を得るものは何一つない。
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※主人公の竜は人化しませんし、人語を喋りません。そもそも当の竜視点の話は書くつもりがありません。
人間側から見ると「何考えてるか分からない怪物」と言った印象です。
なろうではよく”もふもふ”や”最強テイマー”などの小説を見かけます。もちろんそれらの小説はすごくおもしろいし楽しいのですが、読むたびに「神獣をそんな簡単にテイム!?」と思うことがあります。
そこで、まったく人間に優しくない恐ろしい魔物の話を書き記すことにしました。