あらすじ
身勝手極まりない理由で夫――アレンに殺されてしまった私。
「アレン・ウィクトール……! 私はあなたを、絶対に許さない!!」
けれど次に目を覚ますと、アレンの義姉――シルビアに転生していた。
しかもそこは、私が殺された年より二十年も前。
それによって私は、六歳の少女の姿になっていた。
「……これはきっと、チャンスよ。アレンに復讐するチャンスを、神様が与えてくれたんだわ……!」
そう決意するも、本人を前にしたらやっぱりできなかった。
時を遡ったことでアレンも二十年分若返り、五歳児になっている。
小さな子どもを殺すことなんて、私には到底できなかった。
そんな理由で復讐を諦めた私だったが、ある懸念事項が頭に浮かぶ。
アレンがこのまま成長すれば、前世と同じようなクズになってしまうかもしれないわ!
その可能性を知っていながら放置するなんて、あまりにも怠慢だ。
私の性に合わない。
だから私は、アレンがまっとうな人間に育つように教育しようと決めた。
それから数年後。
アレンはそれはもう立派なシスコンに育っていた――。
……。あー、うん。
でもそこはほら、ろくでなしに育つよりは百倍マシというものじゃない? きっとそうよ!
※シリアスなのは最初だけです。そこを越えればわりとギャグ多めです。