あらすじ
時は大正2年2月も下旬。世相は長らく続く藩閥政権を護憲派と民衆が打ち倒す。大正動乱の裏側で起きた魔女騒動、その背後には彼女達を操る魔術師が存在したという。魔術師は古よりその存在が知られており、時の朝廷は諸種の術師達に討伐させた。それは列強国の仕業なのか、それとも権力にしがみついた成れ果てた亡者の呪いか?
主人公、紬屋の十代目を継いだ『引き札』絵師・彫刻師。幼い頃より厳格な父の下、家業である引き札制作に勤しむ傍、絵柄が引き起こす視点刺激を学び、夜な夜な出掛ける父の後ろで幻術師としての生業を知る。
これは歴史の裏側を演じた者達の物語。 ※この物語はフィクションです