あらすじ
美丈夫騎士団長×出来るメガネ君(※ただし中身は腐男子)
ファルテスの前世は腐男子だった。
それを思い出したのは十歳のとき。
パレードで出会った――
赤毛でワイルド、しかもノーブルな超絶美形騎士クルウガー!
「推しだ!」と電撃のように直感。
しかもその隣には、儚げに微笑む美少年ユーリッヒ王子……。
そこから二人のカップリング妄想で日々を生きるファルテス。
だが、このナーロッパ世界にはメ○トもコ○ケもない!
萌えが足りない、もっと萌えを!!
飢えたファルテスは決意する。
――推しを間近でガン見するために騎士団へ入る!
さらに同時に「壁修行」を開始。
推しには触れない、話しかけない、ただ遠くから見守る。
存在感を消し、誰にも気づかれぬ“壁”になるのだ!
そして念願の騎士団入り。
団長となった推し、赤毛のワイルドノーブル超絶美形クルウガーを前に、無表情の裏で歓喜にむせぶファルテス。
王子と並ぶ二人を眺めては、日記の執筆もはかどる!
十歳からの壁修行の成果で「鉄仮面メガネ」と呼ばれても推し活は順調――だった、はずが。
演習でのハプニングでクルウガーを助けたことから、まさかの副官任命。しかも同居!?
尊い推しとの距離が……近い!近すぎる!!
「俺は壁だ!壁なんだ!!」
必死の心の叫びもむなしく、ファルテスとクルウガーの距離は縮まっていく――。