あらすじ
「そこで、今からみんなに画用紙を配ります。そこでみんなには、架空の……つまり、君たちが考えたオリジナルのお花を描いてもらいます。色鉛筆はちゃんと持ってきてるよね?持ってきてってお願いしたもんね?」
存在意義のよくわからない、道徳という名の授業。小学生の駆のクラスで出された課題は“オリジナルのお花と花言葉を考える”というものだった。
適当に当たり障りのないものを描いて終わりにしよう、とドライに考えていた駆は。いつも自分に突っかかってくるクラスメートの風汰が、うんうん唸りながら頭を抱えているのを目にして……。