あらすじ
眉目秀麗、才色兼備、文武両道──。
全てにおいて秀でた才能と並ぶ者のない美貌を持つ第三王女。
だがその中身は傍若無人で唯我独尊、横行闊歩なワガママ女王様。
そんなイヴェリン・ルクレイン王女は、ただ一人、魔法騎士団団長の最強剣士アダムス・オルドの気を引くためだけに暴走する。
平民の生まれで魔法の才も持たぬ彼は、魔物を狩るためだけにひたすら剣を振るい続け、今や「王国最強」と呼ばれる存在。
おじさんと呼ばれる年頃になった彼の気を惹こうと、イヴェリンは今日も奮闘中。
だが、成り上がり貴族のプライドと王都に渦巻く陰謀が結びついた時、人々の元に魔物の影が迫りくる。
最強のおじさん剣士と、最恐のワガママ王女。
すれ違いだらけの関係のまま、二人は王都を揺るがす戦いへ挑む――。