あらすじ
二十五歳の誕生日、後宮を出る日にリオンを待っていたのは──近衛騎士団長・レオハルトだった。
冷徹な瞳で忠誠を誓いながら、彼は愛するオメガ――リオンに十年分の想いを注ぎ始める。
理性を鎧のように纏った完璧な騎士。その鎧が、リオンの前でだけ甘く壊れていく。
『公』の顔と、リオンにしか見せない『私』の顔。
そのギャップに、いつしかリオンも彼に夢中になっていった。
『側室の心得』に縛られ、自分をモノだと思っていたリオン。
最初は、同意が無ければ決して触れないレオハルトの愛し方に戸惑うが、やがて尊重と献身で満たされていく。
邸を舞台に、人々の優しい人間模様や使用人たちの恋も織り込まれていく。
忠誠 × 溺愛 × 甘々
どん底にいたオメガが、凍てついた騎士の心を救うヒーリングラブストーリー。