あらすじ
神の不在が証明され、暦が改められた現歴137年…旧暦にして53XX年。AIの発展によって社会は大きく変化し、人々は田舎と都市で明確に役割を分けられ、学生たちは“量”でAIに対抗する教育を受けていた。
進路に悩む14歳の少女・三栗屋は、今日もぼんやりと授業を受けながら、未来に希望を見いだせずにいた。そんなある日、彼女は帰り道で妙に馴れ馴れしい見知らぬ女性と出会う。女性は「人間ではない何か」がこの辺りに現れたと話し始める。
最初は相手にしなかった三栗屋だが、突如、異形の怪物が現れ事態は一変。常識外れの存在に直面した彼女は女性に促され、その場から逃げる。そして振り返った先で、女性は怪物を圧倒的な力で打ち倒していた。
「君、私について来て欲しいんだけど。」
この出会いをきっかけに、三栗屋は自らの運命と、AIによって均一化された社会の裏に潜むもうひとつの世界へと巻き込まれていく──。