あらすじ
伯爵家令息シルフィ・スレイドは不幸な結婚の末、不慮の死を遂げる。そこに現れたのはこの世界の神で、聖者を救った褒美として死に戻らせて人生をやり直させてやるという。何故こんなに辛い人生を二度も生きなければならないのですか?絶対に嫌です!
そう死に戻りを拒否するシルフィに神からは、まずは死にかけている人に一旦憑依させるから、その間に生きるということを見つめ直すようにと提案される。それには益々困惑することに…
もうどうでもいい!楽に死なせて?そんな僅かな願いも叶わず、別人の身体に魂を移されてしまったシルフィ。それからロディア・グレンとしてのシルフィの二度目の人生が始まった。シルフィが味わった不幸な人生…それに関わる夫にはもう二度と会わない!そう心に誓ったシルフィ。なのに運命の悪戯か、またもや夫ドミニクとの縁談が持ち上がって…
新しい人生は好きに生きてみせます!そう誓うシルフィだが、神から最後に告げられたのは、もし再び不幸な死に方をしたとしたら、その時は強制的にシルフィとして死に戻ることになるという事実で。それだけは絶対に嫌!
「悪の華」と呼ばれた令息の、人生やり直しと再生の物語。
※オメガバースではありませんが、一部の男性も子供を産める世界のお話です。