あらすじ
正義と公平を司る女神ユスティティアに仕える神官、ジャスト・イコールは人々の悩みに耳を傾け、裁きを下す。女神の名のもとに下されるその裁きは絶対的に正義公平であり、異論の余地はない。
しかし神の目から見た正義公平と、人間にとっての正義公平には少しばかり違いがあるようで……?
今回、ジャストに悩みを打ち明けるのは輿入れを明日に控えた十六歳の花嫁、ミルカ。辺境伯令嬢であるミルカは実の娘の自分より、王家から輿入れした兄嫁アレクサンドラが周囲から尊重されることに強い不満を抱いていた。
……本当に愛されるべきは、わたくしだったのに。
ジャストが花嫁に下す裁きは?