あらすじ

(冒頭) 政府が国民を重税や圧政で苦しめ続けるとき、あるいは学校などでいじめっ子がいじめを続けるとき、その背後には一つの共通した心理が存在している。彼らは「もしも今ここで加害行為をやめてしまえば、報復されて自分が被害者になってしまう」という恐怖に囚われているのである。だからこそ彼らは、悪をやめることができない。いったん始めてしまった加害を延々と続けるしかないのだ。この構造は「負の継続」と呼ぶことができる。 だが、この「負の継続」という言葉が、加害者への理解や同情に繋がるのは間違っている。彼らが恐れているのは、自分自身が蒔いた悪の種に過ぎない。自ら人を苦しめておきながら、「やめたら仕返しされるから、やめられない」と語るのは、ただの卑怯な自己弁護である。悪を始めなければ、そもそも報復を受ける理由など存在しない。つまり、加害者が抱く恐怖は正当な帰結であり、その責任を取ることこそが本来あるべき姿なのだ。

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カクヨム
カクヨム2025/09/18
  • 現在の作品【負の継続】なぜ重税や圧政、いじめなどは継続されるのか──加害者の恐怖と被害者の正義