あらすじ
題名【道連れ】から、【Two girls, three men, four women.】に変わりました。
職場で日々嫌がらせを受けている菜都は、昼休みに避難所として利用する公園で、一組の親子を見ていた。
母親と、小学校低学年くらいの娘は、鉄棒で逆上がりの練習をしている。
死物狂いで繰り広げられるその特訓を見ていたのは、菜都だけではなかった。
今時の女子高生。
日光と決別したかのような色白で眼鏡のふくよかな青年。
ネギを背負った主婦。
そして、菜都の真向かいのベンチに座るサラリーマンとその上司。
それぞれが胸に秘める想いは、立ち上がる理由は、親子に掛ける言葉は。
別々に歩いていたそれぞれの道が一本に繋がった時、小さな公園で、小さな奇跡が起きる。