あらすじ
次元が不安定な秘境で仙人のような生活を送っていた青年ロゴスは、ついに究極の真理に到達した。人生に意味などなく、神は存在せず、この世界はどこかのシミュレーションである可能性が高い——。
そんな悟りを開いた彼の目に、魔族と人間の血で血を洗う戦争が映る。
「なんて無意味なことを...」
真理を知ったロゴスにとって、魔王の野望も勇者の使命も等しく虚しい幻想でしかない。だが放っておけば無駄な殺戮が続く。仕方なく戦場に降り立った彼が手にした武器は、剣でも魔法でもなく——「問い」だった。
「魔王よ、なぜ世界を支配したい?」
「勇者よ、正義とは何だ?」
「そもそも君たちに自由意志はあるのか?」
容赦ない哲学的問答に、無敵の魔王は「存在とは何か」という根本的疑問で思考停止。最強の勇者は「人生の意味」を見失ってうずくまる。
気がつけば、真理の前に屈服した元敵たちがロゴスの足元にひれ伏していた。
ロゴスの活動はやがて神と呼ばれる存在にまで波及していくこととなる。
※本作品はコメディーです。頭を空っぽにして読んでください。