あらすじ
私は名門グランディール公爵家の令嬢。
未来の王妃として、第一王子アレクシス殿下と婚約していた……はずだった。
けれど、国に現れた悪魔の脅威に殿下が勇者として立ち上がり、
そこへ“聖女”を名乗る農民の娘が現れたことで、すべてが狂い始める。
「勇者と聖女の愛で国を救う」――そんなおとぎ話に酔いしれる民衆。
嫉妬に駆られた私は聖女を徹底的にいじめ抜き、
やがて殿下から婚約を破棄され、国中の前で断罪されてしまう。
……いいでしょう。ならば私も抗うまで。
餃子とオレンジワインを愛する悪役令嬢は、
禁書を盗み出し、伝説の魔王を召喚する。
にんにく臭に一歩引きながらも「気に入った、俺の女になれ!」と迫る魔王。
その愛と軍勢の力を得て、私は玉座に座る――。
これは、婚約破棄された悪役令嬢が魔王の妃となり、
勇者と聖女を跪かせる逆転劇である。