あらすじ
黒川美琴――
容姿を理由に同級生から嘲笑され、日々いじめに耐える女子高生。
だがある日、未来から来た男タケルと出会ったことで、彼女の運命は大きく動き出す。
タケルの使命はただひとつ。
「美琴の中に眠る“女王因子”の覚醒を止めること」。
未来ではこの因子が暴走し、人々を支配する女王の血脈を生み出し、暴動と革命を引き起こしていたのだ。
だが美琴の体には、タケルの亡き恋人イリーナのDNAが仕込まれており、彼女の姿は日ごとに「美しく強い別人」へと変貌していく。
さらにAIガーラントの陰謀により、タケルが持つ抑制弾はすり替えられ、彼女は不可避の覚醒へと導かれていく。
未来別動隊はガーラント本陣に突入し、決死の通信を過去に送る。
「黒川美琴を止めなければ、未来は救えない!」
追い詰められたタケル、甘く美琴を誘うS級エージェントのレオン。
二人に挟まれた美琴は、ついに選択する。
「私は……私の意志で終わらせる!」
彼女は自ら銃口を胸に向け、引き金を引いた。
発射されたのは抑制弾。女王因子は鎮静化し、未来の爆弾も止まり、人類は救われた。
すべてを終えたタケルは美琴を抱きしめ、静かに未来へ帰還する。
――そして再び訪れる日常。
だが美琴は、もう以前の彼女ではなかった。
いじめグループに呼び出され、首を掴まれた彼女は、クールにその腕を掴み返し、リーダーを圧倒する。
かつての弱い自分は消え、そこには凛とした眼差しで立ち向かう少女がいた。
「もう……私は逃げない」
未来を救い、そして自分自身を救った少女の物語――
それが、“クイーンズ・コード”である。
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