あらすじ
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松文字(いちまつもんじ)は、毎回危うい輝夜を守っていた。
異常なほど輝夜はあやかしや神や幽霊を惹きつけ、非日常たる毎日を日常として送って、毎日が事件だった。
おそらく惹かれるのは異常なまでの偽善ごとを譲らないからだろう。
輝夜は綺麗に見えるだろう偽善を、命をなげうってまで選ぶ気質があった。
――なら御伽噺のように脱げない赤い靴をずっと履き続けて、踊り狂っていてよ、先生。
――やっぱり僕は狂ってるどうしようもない貴方が好きなんだ。
――貴方は化け物だ、良心の化け物だ。
市松は輝夜を守り続け、害意から救っていたも、輝夜を本当は殺したい。そうせねば、ならない。そういう、妖怪だから。
それでも市松は仲間を裏切り続け、輝夜を守っていた。
とある日市松は腹に怪我をしながら輝夜に逃げろと告げ。
市松の仲間は、輝夜の前で「母親を殺したのは市松だろう」と嘲った……。
これは怪奇事件の最後に探偵が安堵してほっと一息ついていくお話。
時折連載ですが基本的には一話完結で小咄連作してく作品です。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※恋愛要素も含まれた「恐怖」よりのホラーではなく、「摩訶不思議系」のホラーです。