あらすじ
全てにおいて完璧な王と謳われるロザリオには、裏の顔があった。
それは──女癖と、普段とは違う気怠い態度。
唯一の家族の死をきっかけに、爵位返上を願い出た少女・レティシアは、“専属侍女(仮)”として仕えることに。
政務では鋭く、寝室ではだらしなく。
そんな王の二面性に戸惑いながらも、レティシアは次第にロザリオのやさしさに惹かれていく。
そしてロザリオもまた、彼女の笑顔が他の男に向けられるたび、胸がざわめき始めた。
──その無垢な顔は、俺だけが知っていればいい。
「恋というものは……こんなにも醜い感情なのか……?」
恋を知らなかった王が、独占欲に堕ちていく物語。