あらすじ
幼馴染の少年、冴島丈、強羅要、勅使河原一郎は東京に並々ならぬ夢を見て、高校を卒業して上京を果たした。
料理が得意で、自分の店を構えるのが夢だった丈は、飲食店に勤めながらバイトを掛け持ちし、開店資金を貯めて店を開き、腕に自信のあった要はボクシングのジムに通い詰めて、日本チャンピオンのタイトルまであと少しとなり、パソコンが得意だった一郎は専門学校に通いIT関係の会社に入社し、彼女ができて、全てが順調……だった筈だった、あの病が出てくるまでは。
新型コロナウイルス、100年に一度と言われる感染症である。
客足が遠のいて、店を閉店せざるを得なくなった丈は部屋に引きこもり、要はコロナに感染して後遺症で倦怠感に見舞われて、ボクシングはおろか日常生活がままならなくなり、そして一郎は彼女と会えずに大喧嘩して別れる羽目になった。
日々に絶望して彼らは都会から離れて地元に帰り、久しぶりに再開を果たす。
もはやディストピアとなった世界で、彼らが取った行動とは……!