あらすじ
婚約破棄されたドアマットヒロインを拾った俺が凍てついた心を癒してあげる
冷たい石畳に 落ちた涙
誰も拾わず 誰も見向きもせず
踏まれても 踏まれても
黙って微笑んできた君
――もう耐えなくていい
凍りついた心を
俺の掌で そっと温める
甘いスープの湯気
春風のような衣の手触り
そして「君は大切だ」と告げる声
過去は灰になってもいい
未来は光で編み直せばいい
君の頬に 笑みが咲くその瞬間
世界で一番美しい花になる
だから約束しよう
もう二度と 君をドアマットになんてさせない
もう二度と 孤独に凍えさせない
――ここから始まる
君の物語は
幸せだけを刻む物語
そして俺は言うだろう
「生きていてくれてありがとう。
君を世界一、幸せにする」