あらすじ
世界の終わりを前に、最後の時を普段の日常と同じように過ごしている夫婦がいた。彼らは幸せだった。他の誰に何を言われようと、このまま二人で最期の時を迎えられることを幸福だと感じていた。本来ならば同じ最期を迎えられないはずの運命だったからだ。その理由は妻が冒されているある病気にあった。不老不死病。年老いた夫と若い姿のままの妻。本来ならば彼女は死ぬことが出来ない。そんな二人に遂に最期の日が訪れる。そして、最期を迎える二人を見ている人間がいた。
※pixivで開催された『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)』一次通過作品
※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。