あらすじ
吹奏楽部の鈴音は、音楽が好きだ。
だから真剣に曲と向き合い続けたいと思うし、自分なりの方法で一生懸命練習している。
でも周りには鈴音の想いはなかなか伝わらない。
サボっている、指揮者に好かれているから贔屓されている、あんまり上手くないのにね。そんな悪口の数々に鈴音の心は悲鳴をあげていた。
だれか助けて。
私だって頑張ってるよ! ちゃんと音楽のことを考えてる! だから、だから……誰か見つけてよ! 私の音、聴いて。上手だねって、頑張ってるんだねって、認めてよ……!
そんな鈴音の元に現れたのは、
昨年の定期演奏会で吹いたソロパートを、好きだと言ってくれる、羽島だった。