あらすじ
帝の子を宿した妃が、謎の蠱毒によって命を落とした。
真相究明の任を命じられたのは、冷遇され続けた不遇の皇子。
手を組んだのは、風変わりな蠱師見習いの少女だった。
「ミミズの死骸が無数の蟻に分解され運ばれていく様子を眺めておりました」
「それで、この死骸を見つめながらどのようなことを考えていたのだ」
「ミミズの死骸は美味しいのかなと……」
「聞いた俺が悪かった」
陰謀渦巻く後宮で、蠱毒の闇に挑むふたり。
やがて芽生える想いは、禁じられた恋となるのか──?
怪異と陰謀、そしてほろ苦い恋。
中華後宮ファンタジー、開幕!