あらすじ
鍋──それは、宇宙。
──と、真顔で語り始めたのは、腰におたまを差した謎の男。
鍋を囲んでいたはずの友人たちは、いつしか涙を流し、心の闇をさらけ出していた。
「白菜は無常、豆腐は空」
哲学的な言葉は、彼らの心を優しく包み込む。
そう、まさか鍋一つで、感動と哲学が爆誕するなんて──誰も想像しなかった。
だがしかし、物語はここで終わるはずもなく。
友人が泣きながら「豆腐みたいに崩れてもいいんだ」と語ったその瞬間、男は叫んだ。
「あ? 誰が崩れていいって言った? これは俺の宇宙だああああああ!!!」
感動? 哲学? 知らない!
涙と鍋汁が飛び散り、アパートの一室がカオスと空腹に包まれる。
衝撃の展開が、あなたの腹筋と、腹の虫を同時に刺激する。