あらすじ
全編あらすじ
残業帰りの三川凌順は同じ団地に住む女子中学生の塚口芽衣が駐車場に描いた魔法陣に巻き込まれ、ロクデナシと呼ばれる女子高生型クリーチャーの巣に転送されるが、世界間転移の副作用で凌順はシャコパンチと名付けた衝撃波を、芽衣は自在に動く尾を得て、それを武器に巣から逃走する。
逃げ出した先には猫人間が暮らす集落があり、技術者〝ひゅん〟に保護された凌順は、同じくこの世界最初の猫人間と言われる〝らる〟に保護されていた芽衣と再会して王女との謁見に臨む。
王女は凌順に世界の成り立ちとロクデナシや猫人間の正体を明かして元の世界へ帰れるよう魔法陣を生成するが、転送途中に乱入してきたロクデナシによって魔法陣が暴走し、凌順はどこでもない〝世界の境界〟へ跳ばされる。
そこでロクデナシの次なる作戦――王女拉致計画を知った凌順は迎えに来た〝ひゅん〟とともに王宮へ戻り、襲撃してきたロクデナシを迎え撃つものの王女と芽衣をさらわれる。
王女と芽衣を奪還するためにロクデナシの巣へ向かった凌順と〝ひゅん〟だが、ロクデナシによる〝凌順たちが生まれ育った現実世界〟への侵攻計画に芽衣とともに巻き込まれ、図らずも元の世界へ帰還することになる。
そこへ〝ひゅん〟が現れ、ロクデナシの現実世界侵攻作戦の顛末を語る。(あらすじ終わり)