あらすじ
高校2年生、須藤青花(すどう しょうか)は殺されながら生きる日々を過ごしていた。自分の気持ちを隠し、他人に合わせ、良い子を演じる、そんな殺される日々。
けれど変わり者のクラスメイト、相良透架(さがら とうか)だけは青花にとって殺されない人間だった。
そんなある日、青花は透架の秘密を知ってしまう。
「ねぇ、なんで人間って泣くの?」
血も涙も出ないクラスメイト───彼の正体はロボットだったのだ。
私が初めて見たその涙は、これが人間が流す本来の涙なのだと思わせられるくらい、誰が見ても見惚れてしまうほどに綺麗だった───。
表紙:ミカスケ様