あらすじ
自然や文学を愛する繊細な優しい少年・土師光太郎。彼は17歳にして既に両親と死別し、近未来の海洋産業都市、鏡ヶ浦市で生活している。
彼には誰にも言えない秘密があった。悪魔の力『見えざる手』・・・それは精神のみで物に触れ、動かし、破壊できる念動力だ。その力がいつか暴走して誰かを傷つけてしまうのではないかと、光太郎は毎夜悪夢にうなされる。
思い悩み、心を閉ざしかけた光太郎をまわりの人達が支える。盲目の目で優しく見守る上級生、落雷のショックで人格が変わった幼なじみ、彼に密かに思いをよせる副生徒会長、その正体は政府諜報部員の生物教師・・・。
やがて立ち上がり、前を向いて歩きだそうとする光太郎。そんな彼の近くで次々と不思議な事件が起こり始める。
クラスで仲の良かった友達は、ある時「死んだはずの彼女を見た」と言い残し、自身も消息を絶ってしまう。
また、ある時出会った年上の少年は驚くことに光太郎とまったく同じ能力の持ち主だった。どうやらこの街には、光太郎以外にも多くの超能力者が存在するようだ。
能力者はいつか何者かに連れ去られてしまうのだ、とある新聞記者は語った。一体この街にはどんな秘密があるのだろうか?
人を呪殺できると恐れられる少年!誘惑する美少女転校生!突如現れた鳥の大群は天変地異の前兆か⁉
自分自身に打ち克つために、大事な人を守るために、立ち上がれ光太郎!運命を切り開け『インビジブル・ハンド』‼