あらすじ

きっかけは一枚の絵だった。空に浮かぶ日本の城を背景に、怪獣が街を破壊し、赤目の少年が笑う。絵画に描かれた日付から、近日中に日本でなにかが起こるかもしれないと人々で実しやかに囁く裏で、法理境会は予言を阻止するために狼男と黒猫を派遣し、管理局は予言を実現させるためにフランケンシュタインの怪物に仕事を依頼する。瀬戸内の城下町である夕立市にて、ろくでなしの化け物たちが集結し、それぞれの思惑で動き出そうとしていた。

「あのな、リリス。誇り高き狼とその辺の犬っころとでは天と地の差があってだな――」。狼男はチワワ姿で憤慨する。

「またご主人の術中にハマっている気がする……まあ、ルガールもいるなら少しは楽しめるか」。黒猫は考えることを放棄する。

「金が払われるなら、きっちり仕事はこなす。神でも悪魔でも相手してやろうじゃないか」。管理局の怪物は報酬額を交渉する。

「ただのお願いならば断固として拒否しますし――命令されれば、私は必ず従います」。殺し屋は任務のためにメイド服を脱ぐ。

「夕立には僕がおるんを知っとるんか、海向こうのアホどもはっ! おどれらまとめて磔刑にしたるわっ!」。聖人ミイラは化け物たちを迎え撃つ。

「木陰で眠りこけている場合ではありません。今こそ子どもたちに恩返しをいたしましょう」。学舎の霊はふわりと飛び立つ。


一方、何も知らない街の少年・ミツルは奇妙な噂を耳にする。
「俺たちの学校に、七不思議なんてあんの?」

予言の実現まで、あと3日。

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約26万字、完結まで執筆済みです。

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アルファポリス
アルファポリス2025/09/16
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