あらすじ
「偽りの聖女め!」王太子は、新たに現れた“本物の聖女”を隣に置き、公爵令嬢セレスティーナに婚約破棄と国外追放を突きつけた。
しかし、セレスティーナこそが、国の生命線である『聖石』を世界で唯一精製できる本物の聖女だった。
「結構ですわ。心置きなく、この国を捨てられます」
彼女が静かに微笑んだ瞬間、王国中の聖石が一斉に輝きを失う。そう、彼女はこの日のために、自身が作った全ての聖石に「供給停止」の魔法を仕掛けていたのだ。
光を失う街、動かなくなる魔道具、枯れ始める聖樹。国家存亡の危機まで、あと3日。
これは、自らの価値を証明するため、たった一人で国を詰ませる、したたかな聖女の痛快な経済制裁ざまぁ劇。