あらすじ
ありふれた一日になるはずだった。渋滞にうんざりし、スマホをいじり、明日も仕事か、とため息をつく。そんな平和で退屈な一日が。
――次の瞬間。
俺たちが住む東南アジアは、国ごと異世界にいた。
は? どういうことだって? 俺にも分からん。
確かなのは、周りの海が全部なくなって、代わりにバカでかい森と草原が広がってるってこと。空にはキモい月が二つも浮かんでる。
政府は「大規模な地殻変動」とか言ってるけど、誰が信じるかよ!
そう、俺たち東南アジア11か国、総人口6億8千万人は、丸ごと異世界に“お引っ越し”しちまったらしい。
こっちには戦闘機も戦車もある。ネットだって(域内限定だけど)使える。でも、食料も石油も有限だ。
初の異世界人とのコンタクト? 相手はガチの獣人(ワーウルフ?)。
上空偵察? ワイバーンとかいう巨大なトカゲに邪魔されてまともにできやしない。
チート能力持ちの高校生がハーレム作る話はもういい。
これは、近代兵器と物量でファンタジー世界をガチで生き抜く、6億8千万人のリアルなサバイバルストーリーだ