あらすじ
高校1年生の小島千春(こじま ちはる)はある土曜日、登校中に不思議な少年、児島白兎(こじま はくと)と出会う。
予知能力を持っているという白兎の『人助け』に、半信半疑のまま手を貸した千春だったが、すっかりその能力と人柄に惹かれ、白兎に想いを寄せ始める。
けれどある時を境に連絡は途絶え、やっとの思いでみつけた児島白兎は、千春のことをまるで覚えていないばかりか、性格もかなり違っていた。
検証すればするほど大きくなっていく二人の白兎の食い違い。
どちらも嘘をついていないとしたら、この奇妙な現象はどこに繋がっていくのか……。
いつもは素直に会話もできない母親(物理学講師)も巻き込み、千春は「あの日の白兎」を取り戻すべく、奔走する。
キュンとして、春が待ち遠しくなる、異能・青春ファンタジー。