あらすじ
ヤチマッタナー王国に、アデル・スターロという名の男がいた。
アデルは王国の聖騎士団に所属し、立派にその責務を果たすも、自身の力の限界を感じて30歳で引退。後進を育成するために教官となる道を進む。
特に、アデルが気に掛けたのは、問題児と呼ばれる者たちだった。
アデルは彼らの才能を次々に開花させていき、誰に知られるでもなく、国に貢献し続けた。
ある日、40歳となり、誰もが認めるベテラン教官となったアデルは国王からルキオン王子の教官を任される。
しかし、ルキオン王子はすぐに根を上げたかと思うと、アデルからパワハラを受けたと王に報告。
弁明の機会も与えられなかったアデルは、自身がかつて所属していた聖騎士団に襲われ、捕縛。国外追放を言い渡される。
アデルが連れていかれたのは、隣国との国境となっている不毛の地。
自身が貢献し続けた母国の姿を背に、不毛の地を歩き出す……のだが、その時、アデルに声をかけてきたのは、かつての元教え子の一人だった。
そして、流されるまま王都へ戻ることになったアデルだが、各地に散らばっていた元教え子たちが集まってくるようで……
※1日3話投稿。大体7時、12時、19時。