あらすじ
罠が入り乱れる洞窟、秀悦に配置された魔物。
また別の場所__優雅で気品を感じさせる魔王城の最深部…魔王陛下の玉座の側に控える四天王たち。
鋭く、鹿にも似た形をした角を持った一匹の魔物が、その優雅さを無視してけろりと言葉を放つ。
「勇者来るまで…何する?」
その言葉に反応するほかの個性あふれる三匹。
「勇者の剣に斬られた時のモーション再確認」
「魔物のレベル上げ」
「魔王様が第二形態に進化された際の避難経路確認」
どうやら、彼らは勇者が来るまでお暇なようです。
そんな暇な彼らの何気なくて物騒で、いつか殺される日までの日常を描いたお話。