あらすじ
かつて祖国を守り抜いた英雄にして、リールの憧れの存在――騎士団長カラエル。
だが今、彼は反逆者として祖国を魔物の大軍に蹂躙させていた。
激突する師と弟子。
白光と黒雷が交錯し、大地を砕く剣戟の応酬。
少女リールは涙を堪え、騎士団長として剣を掲げる。
「団長……なぜ、あなたが敵に回るのですか!」
積み重ねた日々と信頼は、鋼よりも強かった。
だからこそ、今の戦いは痛烈に胸を抉る。
剣が告げるのは訓練場で交わした絆か、それとも国を滅ぼす罪の証か――。
彼女は選ばなければならない。
師を斬るか、国を滅ぼすか。