あらすじ
平凡な毎日に飽き飽きしていた女子高生・灰原ユリ。
ユリの唯一の楽しみは、古今東西のミステリー小説を読み漁ること。その数、実に一万冊。
もはや解くべき謎がない世界に絶望していたユリは、ある日『国立国会図書館』のバックヤードツアーで、一冊の奇妙な本と出会う。
『全世界ミステリー大全』
その分厚い本を開いた瞬間、ユリは本の中に吸い込まれた。そこは、本に記された事件を「探偵」として解決しなければ、決して元の世界には戻れない、謎だらけの世界。
途方に暮れるユリの前に現れたのは、自称・名探偵の白沢優馬。
彫刻のように美しい顔立ちを持つ彼だが、その実態は……ミステリーを読んだこともない、毒舌でど素人のエセ探偵だった。
「謎を解くのは、お前みたいなマニアの仕事だろ? とっとと始めろよ、役立たず」
事件を解決するたびに手に入るのは、なぜかトンデモ能力で!?
知識だけが武器の素人探偵と、顔だけが取り柄の王子様。
二人は全てを謎を解き、無事に元の世界へ帰れるのか?
【本格ミステリー×異世界ファンタジー】ここに開幕!