あらすじ
気がついたら、豪奢な天蓋付きベッドの上。目の前には紅い瞳を持つ絶世の美貌の魔王がいて――「我が花嫁よ」と告げられました。
え? 私、ただの女子大生なんですけど!?
魔王いわく、世界の均衡を保つために「花嫁」として召喚されたらしい。左手の甲には証の紋章まで浮かんでしまって、逃げるに逃げられない状況に……。けれど彼は思いのほか誠実で、「愛せとは言わぬ。ただそばにいてほしい」と優しく囁いてくれる。
――なのに! そこへ現れた人間の勇者一行が、なぜか私を見て即・一目惚れ。
「俺の妃になれ!」
「いや、妻にふさわしいのは私だ!」
「共に知を極めよう!」
と、魔王も勇者たちも揃って求婚合戦に突入!?
魔王城で繰り広げられるのは、歌に踊りに守護の結界、そして命を賭けた大乱戦。
果てには魔族の反乱軍まで動き出し、世界の命運をも左右する事態に。
押し寄せる愛と嫉妬、花嫁を巡る争奪戦の行方は――。
最後に私が選ぶのは、魔王? 勇者? それとも……?