あらすじ
お母さん、僕はあなたの支えになれていましたか
何時だってあなたには与えられてばかりの僕だったから
ちっぽけな僕はそれがとても
とても気になるんです
今この子達が自分の支えと感じる様に
子供の頃の僕があなたの支えだったとしたら
僕は産まれた事や、生きて来た時間に
今なら、
今なら、
心から感謝出来ると思うんです
昼間はミシンで洋裁の仕事をして
夜は酌婦の仕事をして
あなたは寝る間も惜しんで僕を護ってくれました
子供の頃、傍に居てくれないあなたを恨んだ事もあるけれど
今はあなたの子供で良かったと思います
あなたの働く背中は
僕に沢山の事を教えてくれました
どんな時でも働く事が家族を護る事になるんだとは言えないけれど
でも、働く事でしか家族を護る術を知らなかった不器用なあなたは
働いて
働いて
その生涯を終えました
あなたの生涯で
あなたが咲かせた花だと誰からも言われる様に
僕は今このスタートラインから走り始めます