あらすじ
登場人物はこんな感じです。物語の初めは1984年ですが、年齢は物語が進んだ1986年現在のものです
夏宇龍
(香港警察の警長、30歳。正義感が強く犯人を叩きのめして逮捕するなど、問題児扱いされがちだが、生真面目で誠実な性格。阿雪の守護者であり恋人)
イメージ配役:ドニー・イェン
朱鎮正
(香港警察の警長、30歳。宇龍の同期で相棒的存在。数少ない宇龍の理解者)
イメージ配役:ルイス・クー
郭偉健
(六悌会構成員、24歳。兄を失脚させたと阿雪を逆恨みしたことから彼を襲うも返り討ちに遭う。紆余曲折を経て親友となり、のちに総統である譚仁龍に使い捨てられ、宇龍に命を救われて完全に更生する)
イメージ配役:ラウ・チンワン
廣賢泉
(香港警察の督察、45歳。観塘署のCID部署を取り仕切っていたが、九龍東警區上層部の汚職隠蔽を看破したために圧力を受け閑職へ追いやられるも奮戦中。宇龍を警察の埒外へ置き、水面下で証拠を固め、六悌会から賄賂を受け取っていた上官を官舎へとどめ置く処置を取り、廉政公署へ引き渡す。現在は実質九龍東警區本部長的立ち位置)
イメージ配役:サイモン・ヤム
匡雪龍
(20歳。九龍城寨で逞しく生きる青年、8歳の時に暮らしていた城寨内の“城南路”が丸ごと壊滅するという悲惨な事件を目撃し、事件当時ショックのあまり頭髪が真っ白になる。その後、主人格の少年を匿うために成長するにつれ更にふたつの人格を持つ。譚仁龍と出会い運命めいたものに引き摺られ、悪に魅入られて染まりかけるも振り払い、逃れかけたところで仁龍に拉致され監禁ののちに殺されかけるが、宇龍に保護される。受けた傷を乗り越えて宇龍と共に譚仁龍に立ち向かう)
イメージ配役:なし
欧颯偉
(湾仔署CID部署の責任者、督察。45歳。現場主義者で上層部との折衝も柔軟にこなす。捜査員の特性を活かすリーダーシップを発揮することから、部下から厚い信頼を寄せられている。廣とは同期で公私ともに交流あり)
イメージ配役:アーロン・クオック
李志雄
(九龍城寨の龍城路で亡き妻の名、李徳蘭を冠した粥屋を営む、古くから香港に暮らす潮州人。70歳。長老として城寨の人々から頼りにされている、亡き廖玄志の親友)
イメージ配役:タイ・ポー
廖玄志
(1930年代に李志雄と共に潮州から香港へ辿り着いた。元々は銅鑼湾で武術の道場を開いていたが、故あって九龍城寨へ住み、助けを求めてきた阿雪の母親を匿い、のちに阿雪を我が子のように育てる。阿雪が8歳の時に城寨内で起きた三合会の抗争に巻き込まれ死去した。享年60歳)
イメージ配役:ディーン・セキ
許凛成
(48歳。三合会の組織、星嶺門を立ち上げ総統として黒社会を支えるも、三合会の古老たちの手で兄弟と慕っていた仲間たちとの絆を裂かれ、夢見ていた世界から転げ落とされたことで別の生き方を模索し始める。闇に巣食う悪しき因果を断ち切りたいと表の世界で基盤を作り、盟友の譚仁龍が悪の深淵に落ちないよう陰ながら牽制を続けている)
イメージ配役:アンディ・ラウ
譚仁龍
(46歳。元々は争いを好まぬ臆病で優しい性格で、いつも凛成の後ろに隠れるようにしながら持ち前の智嚢で彼を支えていた。三合会の組織、六悌会を立ち上げ、三合会の古老、鄭啓順に寵児として見初められてからは彼の意のままに弄ばれる。巧妙に立ち回った鄭啓順に凛成との絆を絶たれたことで生き様を一変させ、三合会で揺るぎない地位を築きながら、自身も周囲も狂わせてゆく)
イメージ配役:トニー・レオン
鄭啓順
(三合会の古老にして暗殺部隊の長、“無明”。全ての元凶であり、圧倒的な真の支配者。仁龍を見初め、やがては彼に心酔してゆき、己の命と引き換えに仁龍へ真闇の力を継承させた。享年62歳)
イメージ配役:フー・ジュン
岑凱強
(阿雪の実父。本土から移住してきた広州人で、香港では商館を経営して堅実に暮らしてきた、誠実で情に篤い人物。だが、経営をめぐって同郷の友人の妬みから始まった諍いがエスカレートし、黒社会の策略に嵌められ拐われて以来行方不明、生死不明だが生存は絶望的)
イメージ配役:ニック・チョン
匡梓寧
(阿雪の実母。夫である岑凱強が商売上の諍いに巻き込まれた頃、身重の梓寧を案じた凱強が九龍城寨の知人、廖玄志を頼って匿ってもらうよう手配し、以降城寨で暮らして阿雪を産むも、心労と病で他界する。享年32歳)
イメージ配役:セシリア・チャン