あらすじ

十七を迎えたあの夜、俺は思い出した。 これで何度目になるのか、もう数えることすら馬鹿らしい。 二十で終わる命。 その瞬間までの記憶を抱えたまま、この瞬間に帰ってくる。 繰り返して、繰り返して……気がつけば、俺はもう先を信じなくなっていた。 誰が望んだのかも分からない。 なぜ俺が選ばれたのかも分からない。 ただ一つ確かなことは、どんな道を選んでも、結末は変わらなかったということ。 人は「生きたい」と願うものだと信じていた。 けれど俺には、もう分からない。 同じ日々を焼き直したように繰り返すくらいなら、いっそ── いや、口にするのはやめておこう。 どうせすぐに終わるのだから、深く考える必要もないかもしれない。 それでも、もし次は違う答えに辿り着けるというのなら 俺は……俺を最後まで見届けたいと思う。

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小説を読もう2025/09/14
  • 現在の作品フラット・プラット・プラネット -終わらぬ命を抱えつつ、平らな世界は繰り返す-